未来の自分に暮らしやすさを

在家 加奈子 / Kanako Ariya
  • UX/UI Design
  • HCD
  • ユーザビリティ
  • 世界ネコ歩き
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PHILOSOPHY

世の中に新しいものが生まれると、それを使ってみたい意欲があるのに、難しくて挫折する人がいます。私はそういう人たちにも使えるようにモノやサービスをデザインしたいと思っています。

メールを送る相手がいないから練習できないというシニアの声を聴いて、コミュニティサービスをデザインしたことがあります。シニアの方がそこで同じスマホのユーザー仲間たちとつながり、散歩の途中で撮った写真や、時間をかけて入力したテキストを共有しあい、練習できるようになりました。

最近のデジタルテクノロジーの発展は目覚ましいものです。技術に詳しくなくても、AIなどを生かして何ができるか考えることに興味がある人のために、アイデア出しをサポートする発想カードをデザインしました。

「これからはデザイン思考」と興味をもったけど、いったい何から始めていいか分からない、きっかけが掴めない自社の社員に向けて、新しい活動に対して前向きになれる、行動につなげる情報を発信するメディアをデザインし、運営しています。

いつか自分も、やってみたいのに難しくて挫折しそうな時がくるでしょう。未来の自分がそうなった時に、使いたい気持ちさえあればいいんだよ、と手を差し伸べるものが世の中にありますように。今の仕事は未来の自分の暮らしやすさにつながっているはずです。

PROFILE

東京都出身。千葉大学工学部工業意匠学科卒業。
キャリアのスタートは業務用情報機器メーカーのプロダクトデザイナー。
富士通に中途入社してからはパソコンのUI/UXデザイン、コミュニティサービスのデザイン、ワークショップデザインなどを歴任。一貫して、IT弱者を取り残さないデザインを心掛け、人間中心設計のアプローチをしてきました。
現在はデザイン部門のオウンドメディアを担当。情報を伝えたい人、知りたい人、行動につなげたい人それぞれの視点を考慮した人間中心設計でメディア運営しています。
HCD-Net評議員、同広報社会化委員、HCD-Net認定人間中心設計専門家。

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