「ふくまろ」フィギュア

FMVの音声アシスタントアプリケーション「いつもアシスト ふくまろ」に登場するキャラクター「ふくまろ」。癒しを与えるようなやわらかなタッチで描かれている「ふくまろ」ですが、そんな「ふくまろ」を3D化するとどうなるか、ということで「ふくまろ」のモデリングを担当しました。

※「いつもアシストふくまろ」の開発経緯に関する記事はこちら（音声アシスタントアプリケーションの開発 / 前島朱里）

平面から立体へ

有名キャラクターの髪型が立体になるとどうなるのか？などという話はよくありますが、これまで平面でしか表現していなかったものを立体にする難しさは「ふくまろ」も例外ではありませんでした。

上下左右様々な角度から描かれた「ふくまろ」のイラストデータをいただき、3DCADを使って立体に起こしていきましたが、顔の輪郭や羽の構造など整合性のとれない部分が多々あり、キャラクター担当者と会話をしながらどのように立体で表現するかを決めていき、最終形状が出来上がりました。制作したフィギュアは赤色部分はマットなラバー調に、顔の部分はマシュマロ感を出すため粉を吹いたようなざらつきのある質感に仕上げました。

立体に起こしたことで関係者間での「ふくまろ」の3Dイメージが統一され、「ふくまろゲームランド」の景品グッズ制作にも貢献できました。