Systemwalker Cloud Business Service Management – AI で IT サービス管理の運用保守を改革

中村 夏子 / Natsuko Nakamura Fujitsu Works
  • UIデザイン
  • フロントエンド開発
  • ミドルウェア
  • AI
  • 運用管理

FUJITSU Software Systemwalker Cloud Business Service Management (以下CBSM) は、富士通のAI技術 ”FUJITSU Human Centric AI Zinrai” を活用してITサービスの運用管理を効率化するソフトウェアです。サービス品質や対応スピードの向上を実現し、運用保守の現場でDXを実現します。 私は本製品の2016年の立ち上げ当初からUIデザイナーとして関わらせていただき、強い思い入れがあります。

CBSMが提供する多くの機能をどうやったらより効果的に、魅力的なものにしていけるかを日々考えながらデザインしています。

Client富士通株式会社 ソフトウェア事業本部

開発者とともにものづくりを

私の所属するデザインチームでは、業務として向き合う画面のUIデザインはどうあるべきか、ということを長い間考え続けています。多くの情報をどうやったらわかりやすく見せられるか、操作ミスを起こさないためにはどんな配慮が必要か・・・など、考え始めるときりがない奥深いものです。

長年アプリケーションの開発に携わっていた経験を生かし、自らがアジャイル開発に参画してフロントエンドの開発をしています。開発チームと同じGitプロジェクトに入り、メンバーの一員としてHTMLやCSS、JavaScriptのコーディングを行います。自分がコーディングした画面に機能が実装されていく様子を見てさらにUIや実装のアイデアが湧くことも多く、アジャイル開発にデザイナーが関わることの大切さを実感しています。特にインタラクションや遷移を伴うデザインの検討には実際に動くものが持つ説得力は絶大で、デザインの品質、開発効率の向上に寄与していると思います。


開発チームとの共同作業で密に連携することで、我々のUIに対する考え方を開発チームにより深くお伝えすることができました。同時に我々デザイナーも製品をより深く知り、画面だけではなく機能レベルまで踏み込んだご提案ができるようになり、よいものづくりに繋がったと思っています。

皆が幸せに働ける世界を目指して

CBSMはITサービス管理製品の枠を超えて、運用保守に関わる人々の働き方自体を改革するソリューションとして現在も進化し続けています。CBSMがもつ多くの機能やAIを活用して現場のいろいろな困りごとを解決し、働くことにやりがいを見出せる、そんな世界を実現することを目指しています。


2016年の製品立ち上げ当初から関わらせていただいていることもあり、CBSMと開発チームには私自身も強い思い入れがあります。UI支援から手探りで始まった仕事ですが、製品の成長とともに自分自身もデザイナーとして成長できたと感じています。


CBSMはこれからも成長を続けます。今後も開発チームとともに進んでいきたいと思います。続報もお楽しみに!


Systemwakker Cloud Business Service Management 製品ご紹介

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