文化と経済の橋渡しになりたい

平田 昌大 / Masahiro Hirata
  • Product Design
  • Service Design
  • UI/UX Design
  • YURI
  • ブランディング
  • 文化研究
  • 日本文化
  • 茶道
  • 表千家
…

PHILOSOPHY

“デザインは手段であって目的ではない”

という想いが学生時代からずっとあります。例えるなら、デザインは日本語や英語のような言語と同じで何かを伝えるためのツール/考え方だと思っています。

大切なのはその言語をつかって「何をつたえるのか、何をしたいのか」のほうだと。だから「〇〇デザイナー」みたいに、肩書で自分の領域を狭めるのはあまり好きではなくて、目の前の課題解決のために、その都度必要なことを勉強してきました。

これから自分が追求していきたいテーマは「文化と経済の橋渡し」です。
情報技術やサービスの進歩によって、一瞬で世界中のあらゆるものが共有される現代では、「社会の課題」やそれを「解決するための方法」も形式知化されてしまう。
すごく効率的で良い面もある一方で、かつては、そこをいかに見つけるかが、差別化のポイントであったはずが、今ではみんなが同じ答えにいきついてしまう問題があります。

せっかく長い時間をかけて考えついたものが、次の日には世界の誰かが似たようなものを作って売っている。なんてことが当たり前になっていくときに、自分たちがやる意義として何が残るのか。
市場はもはやグローバル。国際市場で求められるものはなんでしょうか。
簡単に形式知化や真似ができないものはなんでしょうか。

僕にとってその答えは「文化」だと思います。
特に日本は「おもてなし」や「ワビサビ」に代表されるような世界に誇る繊細な感覚や美意識があります。それらは必ずICTの分野にも生かすことができると思っています。

他にも「自然との付き合い方」「独特の死生観」「柔軟な宗教感」などたくさんの文化人類学的な資産があります。
日本という国が長い時間をかけて大切に紡いできたこうした知恵や価値を
もっと経済価値として活用することができたら、簡単に価格競争にならない独自の豊かさを築いていけるのではないかと考えています。

僕は入社してから茶道を習い始めていて、今年で8年目になります。
茶道からの多くの気づきが自分のデザイン活動に活かされています。
また、個人では奥さんと一緒に「yuri」というユニット名で大手企業ではできない、研究制作を行っています。

まだまだこれといった大きな成果も出せていないですが、きっと答えが見つかると思って諦めずに挑戦していきたいです。

PROFILE

長野県上田市出身。法政大学大学院デザイン工学研究科卒業後、 富士通デザイン入社。専用機のUI/UXデザインを担当した後、流通・産業の顧客向けの新規事業デザイン、サービスデザインに従事。
ハードやソフトに関係なく幅広いデザイン領域をカバーすることを強みとして、
プロジェクトの企画から最後のアウトプットまでを一気通貫で担当することができる。
現在はブランディング視点による組織デザインや製品デザインをチーフデザイナーとして牽引する。
社外では「yuri」というユニット名で活動中。入社と同時に始めた茶道を起点に「文化とデザイン」の研究制作を行っている。

主な受賞歴
・LG DESIGN AWARD 2011 (JAPAN) / シルバー受賞(2011)
・BASF DESIGN AWARD (GERMANY) / 準グランプリ (2011)
・KOKUYO DESIGN AWARD(JAPAN) /審査員特別賞(2013)
・iF DESIGN AWARD (GERMANY) / 受賞(2016)
・GOOD DESIGN AWARD (JAPAN) / 受賞(2016)
・GOOD DESIGN AWARD (JAPAN) / 受賞(2017)
・TOYAMA PRODUCT DESIGN COMPETITION / グランプリ (2017)
・LIXIL IoT Design AWARD(JAPAN) / グランプリ(2018)"

Facebook name : Masahiro Hirata
Twitter:M__Hirata
https://twitter.com/M__HIRATA

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